仙台新港周辺には大規模な区画整理が行われており、大きな面積の土地所有されている方も多く、大きな土地を求めている企業もあります。
土地所有者が最初に当たる問題が、「建てて貸すか?」それとも「更地で貸すか?」です。
この分かれ道は何処から生まれるのでしょう!
建築会社が借り手を探してから土地を探す場合は「建てて貸す!」ということにになるでしょうし、土地所有者側が借り手を探す場合には更地で貸す、詳しく言えば「事業用定期借地権」で貸すということになると思われます。
各々のメリット・デメリットを考察してみます。
「建てて貸す」場合のメリット
・土地の面積が小さくてもある程度、よい賃料が得られる
・建物については減価償却や借入金の金利分が経費計上できる
・定期的な建替えにより、節税が出来る
「建てて貸す」場合のデメリット
・途中で解約されるリスクがある(建築費が借入の場合、ローン支払いだけが残る)
・年数を経過する程、経費計上できる額が小さくなる(手取額が年々少なくなる)
「更地で貸す・事業用定期借地権」のメリット
・殆どリスクが無い
・安定した収入がある
・地代収入だけのため事業所得額が少ない(税額も小さい)
「更地で貸す・事業用定期借地権」のデメリット
・殆ど無い
貸方には色々特徴があります。
土地面積、土地総量によって運用方法にも差異が出てきます。
事前の相談してみましょう!