<2012年8月3日の記事と、機材構成を変更した現在では内容が異なる部分もありますので改編して再掲します>
野菜を自宅に庭で栽培し、収穫を喜び、自然に感謝しつつその恵みを戴く家庭菜園。
その電気版が「電気畑」、自然から恵みの享受です。
(野菜の価値を価格だけで判断する方は家庭菜園はムリです。買った方が安いです。電気もそうです。自分で作るより買った方が安いです。)
電池モジュール(ソーラーパネル)は津波被災で解体された隣家敷地を借用して設置しました。
公称値190Wのパネルを専用架台に6枚取り付けていますが、架台は太陽光がパネルに出来るだけ直角に当てるべく、仰角が調整出来るようにし、回転式としました。
自宅建物北側にプラント収納小屋を造りました。
完成した全景です。
収納されているプラント群です。
上部壁部にMPPT式のコントロールチャージャーを設置、45Aまで対応し、リモートメーター付きです。
12V、24Vバッテリーシステムいずれにも「自動認識」してくれます。
電圧調整された直流をバッテリーに蓄電します。
蓄電池は24V・60Ahの「リン酸鉄リチウムイオンバッテリー」です!!蓄電容量は「1,536Wh」になります。
これを3台並列に接続してますので、総蓄電量は4600Whになります。
インバータと蓄電池の間に取り付けてあるのは200Aのフューズです。
バッテリーに蓄電した直流電源(24V)を交流100Vに変換するインバーター
一次側は200Aにもなりますのでケーブルは60sqと極太です。
その右棚上部には24V・3000Wのインバーターを設置!
医療機関でも採用されているものを採用されている製品です。
各種のコントロール機器は室内に設置しました。
漏電ブレーカーと電力モニターの発信装置、
インバーター(24V・3000W)のモニター・操作盤、
センサーは漏電ブレーカーの裏側にセットしています。
インバーターのリモートコントローラです。
家庭内で使用している電力の合計値をリアルタイムで表示できる「電力モニター」
PCに接続すれば各種データをグラフ表示させることもできます。
冬場でも4Kwhの発電量があり、夏至辺りになりますと6Kwhにもなります。
この時期ですと、床暖房や凍結防止装置の電力が不要になりますので、商用電力の電気料金は基本料を含めても3,000円/月額程度に収まります。
電気畑と商用電力の切り替えはブレーカーを使用しますが、リレーは市販のものを使用して、次のような配線をしています。
因みに、ここで使用している機材は全てが中国、台湾製です。
エネルギーゼロ住宅として、太陽光パネルを設置して昼間は売電し、夜にはその電気を買取りする、電気エネルギーを大量に消費するオール電化住宅は2019年問題もあり、今後要注意です。
今後、電気料金は上がる事があっても、下がる事は考えられません。
原子力発電所の廃炉費用まで利用者負担のなるそうです。
One Reply to “電気は自分で造る時代、電気畑(独立型 自家発電)の現状です!”